ご無沙汰しております。
先日交通事故(2012年5月17日~8月22日)の示談(85:15)が成立しましたので、メモを残しておきます。
相手方に対する記述が出てきますが、本件事故は解決済みであり、非難や中傷を目的とするものではありません。
(上)では、事故発生から保険屋さんとの交渉の始まりまでを書き、(下)では、具体的な交渉内容について書いていきます。
事故に遭わないことが最善ではありますが、万が一のときにこちらの記事がお役に立てることを切に願うものであります。(ほとんど自分のためですがww)
Ⅰ 事故発生当日
事故発生日時と場所
2012年5月17日 17時55分頃
茨城県ひたちなか市大字佐和2380番地6 (国道6号)
事故形態
当方バイク(GN125H) の大学院生(24)と、相手方自動車(日産デュアリス)の50代男性による、上図のような左折巻き込みです。(厳密には少し違うのですが・・・詳細は次回)
事故直後の対応
1、当方転倒、自動車は左折巻き込み後停車
↓
2、警察、保険会社へ連絡
↓
3、連絡先交換後、当方は怪我があったため「ひたちなか総合病院」へ救急搬送(転倒したバイクは、すぐ近くの車の修理屋さんに一時的に置かしてもらいました。)
※注意点(反省点)
①救急搬送されたため、実況見分に立ち会うことができなかった。
②交通手段としてバイクをよく使うにもかかわらず、その場で台車を出してもらう約束を取り付け 忘れた。(バイクの場合保険会社は台車を負担しないため)
怪我の状況
肩の打撲、右肘の擦過傷、頚椎捻挫(後日)
救急搬送された日は、擦過傷の消毒とレントゲンのみで終わり、1時間程度で出ることができた。
※注意点
医療機関は、支払いを延期することができるため、経済的な余裕が無い方はその場では支払わないことをお勧めします。
バイクの破損状況
ヘッドライトのガラスカバー(割れた)
フロント右ウインカー(もげた)
フロントフェンダー(曲がり)
ハンドル(曲がり)
シフトペダル(曲がり)
ハンドルブレーキレバー(曲がり)
ステップ(曲がり)
など
(バイクの査定額は次回の具体的な交渉の中で)
エンジンはかかるが、ハンドルが曲がっていることと、ウインカーがもげたため、事実上自走は困難であった。
Ⅱ 事故処理
たまたま、水戸で友人と落ち合う予定があったため、事故当日の17日は友人宅に泊まった。とはいえ、長居できる状況ではなかったため、18日に警察提出用の診断書をもらうのと、修理工場へのバイクの搬送を行った。
(1)物的処理
事故現場は、自分の家から100km以上離れているところであることと、バイクの自走が困難であったため、JAFのロードサービスを利用した。
JAF会員であれば、15kmまでは無料であり、大学時代にお世話になったバイク屋に搬入した。(距離はちょうど15km)
(2)人身処理
救急搬送時は、診断書をもらえないため、診断書をもらうために病院に行った。
ここでは湿布(モーラステープ)の処方箋をもらい、同じく診療料金の延期措置を利用した。
Ⅲ 示談交渉の始まり
基本的には多くの時間を費やす予定はなかったので、相手の歩み寄りが確かなのであれば、人身事故ではなく、物損として処理するつもりであった。最終的には、本人→保険屋→弁護士までいったわけだが・・・
ここから交渉のプロセスに入るため、誤解をなくすために、双方の呼び方を、自動車損害賠償保障法に基づき、当方を被害者、相手方を加害者とする。
加害者との交渉
事故に遭われた方は、ここでおかしいな?と思うのではないだろうか。
というのも、普通はすぐに保険会社同士の交渉になるからである。
今回の場合、当方の携帯電話の電池がわずかだったこともあり、こちらから加害者に連絡を取るときにのみ電源を入れた。したがって、通常よりも多く加害者と接する機会を得た。
17日(事故当日)
①怪我が軽傷であったことを知らせ、今後も細かな調整をするために相互に連絡を取り合うこと を確認した。
②賠償の意思を示せば、人身にするつもりは無いことを伝えた。
※注意点(反省点)
①保険屋が出ると、通常本人に連絡を取るなとの旨を言われる。それにより、当事者の意向が 反映されない状況を避けるため、あえて連絡を取ることを確約させた。
(保険屋への苦情の窓口としても機能させるため)
②ただし、これだけの機会を作っておきながら、台車を手配させることを怠ってしまった。
③人身or物損のカードは、初期には強力なカードとなる。特に加害者が運送業のような場合、点 数を引かれることに敏感であるため、当然自己責任にはなるものの、怪我が軽微である場合 は、早期解決に繋がる場合がある。
保険屋との交渉
物損or人身カードをちらつかせながら、加害者本人との接触を試みていたものの、当事者がどうしようか決めかねており、さらに強く押したところ、「人身でよいです」ということになった。
ここから長い長い交渉が始まることとなる。
ご存知の方も多いと思うが、保険屋の対応は物損と人身担当になる。
物損・・・バイク、着衣などの損害額を確定する。
人身・・・治療費、医薬品代、交通費、休業補償などを担当する。
両名との交渉がここに始まった。
※注意点
なぜ、自分で交渉したの?保険会社にやってもらった方が良かったんじゃないの?
という指摘は当然あると思うし、異論も認めるが、なぜ、今回わざわざ自分で交渉することを選んだのかについて書きたい。
①被害者(当方)の加入していた保険の状況
被害者である私の加入していた保険は、今回の事故の場合「対物賠償」が利用可能であった。そこで、保険会社に確認したところ、「保険会社を使う場合、今回の事故の過失を認めることになります。」とのことだった。これは契約によるのかもしれないので、各保険会社に確認することをお勧めする。
②保険屋を使うメリットとデメリット(完全主観w)
・メリット
余計な手間をかけずに交渉を委任することができる。
最悪の結果(裁判などのリスク)を回避することができる。
短時間で解決する。
・デメリット
ビジネスの一環として、型にはまった対応に終始する。
当事者の細かな意思が届きにくい。
前例や慣例の縛りで、納得のいく賠償が受けられない可能性がある。
③自分自身で交渉するという決断
納得のいく交渉結果を得たかった。
これが一番ですが、その中に含まれる動機を。
・今後の事故に備えて「勉強する」ため
・政治学をかじっている人間として、利害交渉の力試しをしたかった。
・型にはまった対応で無き寝入りしたくなかった
という血の気の多い点が勝ってしまったため、自らで交渉することになりました。
以上で(上)が終わります。(下)では具体的な交渉内容から示談に至るまでをお届けします。
※もし、事故直後の対応として何か補足、質問あればコメントいただければと思います。
「です・ます」と「ある・である」の混ざった駄文失礼致しましたm(_ _)m
2012年8月29日水曜日
2012年8月7日火曜日
2012年8月4日土曜日
バイクの名前
先日、慣らし運転の第1段階(500km)が終わりました。
やっと、第2段階に突入し、ストレスなく走れるようになった訳ですが、ふと「バイクに名前でもつけるか」と思い始めました。
まあ、まずは性別からかな。Hは男っぽいんだけど、2Fの方が女っぽいかな?いや、人によりきりか?
ま、名前をつけることが目的化するのもアレなんで、もう少し触れあって決めますか。
写真もなくてあれですが、後日ちゃんと写真載せようと思います。
やっと、第2段階に突入し、ストレスなく走れるようになった訳ですが、ふと「バイクに名前でもつけるか」と思い始めました。
まあ、まずは性別からかな。Hは男っぽいんだけど、2Fの方が女っぽいかな?いや、人によりきりか?
ま、名前をつけることが目的化するのもアレなんで、もう少し触れあって決めますか。
写真もなくてあれですが、後日ちゃんと写真載せようと思います。
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